ななくさがゆ調理日記

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東方和風扇子【妖夢&幽々子】の書体解説について

いつもなら、頒布物紹介のところで、いつもながらの解説を行っているところですが、
C79ぶりに、特設サイトを作ってそちらでも若干の解説を入れているので、書体解説は別個設けることにしました。

そんなわけで、気合入れてつくった特設はこちらなので、よかったらぜひ見てくださいね!

それでは、いつもの解説いきます。

sumizome.png
墨染桜
Side 妖夢に配した墨染桜の構成は、斬撃の勢いと刃をイメージしたつくりになっています。

随所に切り上げる、切り返す、切り払うといった筆使いを入れています。
私の書き方(というか普通の書き方)では、線を引いた先で折り返しても、触れている筆先の面を変えずに書きますが、今回は、作成テーマにある生と死の『反転』ということもあって、面ごとひっくり返して文字通り切り返して書く等、書き方にもアレンジを入れています。

また、切絵では爛漫な表情を浮かべて舞う妖夢ですが、その性格はやや意固地な部分もあり、書自体も固い表現となります。
書体自体での遊びは少なめに、固く硬く生真面目さを出せたかと思います。



hangon.png
反魂蝶
Side 幽々子に配した反魂蝶の構成は、女性らしさを見せる柔らかさ、豊満な線から成り立ちます。
また、こちらも反転という意味で、反りと筆の返しを盛り込んでいます。

魂では、幽々子の頭巾の文様を入れ、蝶では、虫のつくりでは、墨の線を辿ると横から見た蝶、またその線の内側の空間で桜の花弁を見立てを行っています。

妖夢とは違い遊び心を入れたつくりで、幽々子の保護者(?)としての余裕や楽の心の表現しました。




短歌 縮小あり
咎重き 桜の花の 黄泉の国 
生きては見えず死しても見れず


妖々夢エンドクレジットで表示されるZun氏の短歌を扇子両面に割り振り配しました。
特設でも解説しているとおり、死の側である幽々子には、黄泉の国に言及する前半部分を配し、生と死の両面を合わせ持つ妖夢には、後半部分を配し、半人半霊の彼女であれば、黄泉の国は見ることができるのだろうか、という提起をしています。

全体の構成は、やや読みやすくした草書体となります。基本的には、扇面で妖夢が剣舞、幽々子が舞踊をしているように、舞の流れを意識した優雅さを出した線で書き上げました。また、咎には、やはり、蝶と桜の見立てを行っています。

落款について、最後の主の下には英字でZUNと入れています。一見すると主と合わさってそんな字に見えるようにしています。




以上、今回の書体解説となります。

ただ、単に扇面に絵と書を載せるだけでは、やはりもったいないので、今回もテーマを元に、ゑぬさんとこだわりにこだわりぬいて作成しました。是非とも会場でお手に取っていただければと思います。

それでは、ぬ-45aスズシロをよろしくお願いいたします。
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テーマ:東方Project - ジャンル:アニメ・コミック

  1. 2016/04/24(日) 23:49:29|
  2. 同人
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