ななくさがゆ調理日記

スト魔女応援ブログだったり、同人告知だったり、雑記だったり、アニメ漫画見たり、ポケモンしたり

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
  1. --/--/--(--) --:--:--|
  2. スポンサー広告

『和楽・千本櫻』書体解説

upsennhonn.png

以下草案
没案七つ矢車没案桜紋2
没案七つ矢車2没案桜紋1
nanatsuyaguruma.png桜紋2

先日公開された『和楽・千本櫻』で使用した題字を草案と一緒に投稿しました。
⇒【http://www.pixiv.net/member_illust.php?mode=medium&illust_id=27013949

『和楽・千本櫻』の文語歌詞を担当された綾部ふゆさんが、ブログで歌詞解説を行っていたのに倣いまして、
今回の『和楽・千本櫻』の題字を書くにあたり、字にこめた想いを解説していこうと思います。

それでは……

全体的な字調としては、ただでさえ天使のミクさんと桜が合わさった美しさということで、細線を使いつつも整った書き方をしています。基本的には女性らしい線に凛としたものを感じとって頂ければ幸いであります。

個々の字を見ていくと、まず『千』ですが、
これについては、人の舞いというつもりで書いてあります。見立てまではいかないまでも、初期案では、横棒の開始点と終点をやや太くして、ミクさんが来ていた軍服振袖のようにしようかと思いましたが、バランスを考えて、ふんわりと浮くような形に納めました。草案では、頭の払い部分を桜の花弁に見立てて書いてあります。少し直球すぎた印象もありますね。

次に、「本」の字。
これについては、原曲リスペクトということで、原曲PVでたくさん回っていた風車をイメージしています。
左右の払いの中の部分の回転するように跳ねを重ねている部分が、風車に見立てを行って書いています。
上下反転してみると、風車のように見えるような気がしないでもないです。

そして「櫻」の字
これについては、全体の印象を決定する部分ですので、特に気を付けました。
まず木へんの部分については、原曲に登場するミクさんたちが軍服風和服を着ていたので、文語歌詞のモチーフとなった明治大正期のモダンな軍人さんの帯刀しているイメージをそこに込めて書きました。そして右側のつくりの部分は、歌詞にあるような「きはめて磊落=非常に度量が広く、小事にこだわらない」という風に大きく払いながら、三つの文字を抱え込むように調整させて頂きました。

最後に「和楽」の落款
この落款を押す位置をはじめに考えて、三つの字の位置取りを決めました。
はじめは、草案の通り、ここには家紋が入る構想をしていました。
一つは七つ矢車、
もう一つは、原曲PV中にある枠に縁取られた桜の紋です。
まず、七つ矢車の紋についてですが、これは杵家七三先生の紋であります。
草案では、その七つ矢車の紋を題字の画竜点睛の部分にあしらい、そこに七つの旭光を集まるようなデザインです。
これは、原曲の旭日、そして日本に対する愛をリスペクトして、どこかに日の丸ないしは、旭光を入れたいという考えからきています。
また、七本の矢へと集まる七つの旭光は、この企画に参加する方も意味しています。
このような意味を込めて、草案を作成しました。
桜紋については、さらに原曲へのリスペクトをするために作りました。
ただ、自分で作っておいて言うのも変ですが、ややこの草案は目に対して優しくないようなデザインで、
また字がちょっと背景に負けぎみというのが心残りでした。

と、そんなことを考えているうちに、いつも入れている落款について晃太郎先生から相談があり、今回から和楽落款を作りましょうということで、本格的なてん書落款を作りました(※作ったのは判子屋さんです)。
そしてその「和楽」印を所定の位置へ押したのが、今回収録された題字となるわけです。
丸く赤い落款ですので、日の丸のようにも見えて、胸にこみ上げるものがありますね。

何より、この字すべてには、私の日本への愛を溢れるばかりに注ぎ込みました。

以上が解説になります。
字に込めた想いということで、その想い通りに字体を見立てられているわけではありませんが、
イメージしながら題字を見てみるのもたまには良いかと思います。

ここまでお読みになって頂いてありがとうございました。

それでは、フル版「和楽・千本櫻」は、絶賛発売中のDVD付きCDをお買い求めください^^
karakuri.jpg
花楽里漫葉集 feat.初音ミク

スポンサーサイト

テーマ:ボーカロイド - ジャンル:音楽

  1. 2012/05/04(金) 18:22:42|
  2. 書いてみた
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0
<<ビリークルーズレポート | ホーム | 兄貴にお尻を叩いてもらいました>>

コメント

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

トラックバック URL
http://siroisuzu.blog110.fc2.com/tb.php/158-8f72082d
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。